倒れるとき、僕は親父と一緒にいました。
親父は鉄人みたいな人で
風邪ひとつひいたこともなく、
病院とは無縁のところで生きている人でした。
そんな親父が、調子が悪いといい、
具体的には
物が五重に見え、車の運転が怖くてできないと言って、
病院に検査をしにいきました。脳外科でCTをとり、
なんともないといわれ、耳鼻科にまわされました。
私は 「脳でなくて、よかってねー」 と喜んで、親父に話かけた瞬間、
事務処理をしながら、上半身がぐるぐるぐるぐる
回っているではないですか!
これは いかんと思い、 「親父、2階にあがって休んだほうがいいよ」
しばらくして、母親の悲鳴が聞こえてきました。
直感的に 親父が倒れたと思いました。
すぐに 救急車をよびましたが、
本当にまずい事になったと思いました。
調子が悪いから
病院にいき、検査をしたにも関わらず、
脳に以上なしといわれ
耳鼻科にまわされたその日に倒れた親父!
先生に尋ねてみる? 本当にわからなかったのですか?
先生「こういうのは 発病しないとわからないんだよ!」
結局のところ、病院というのは
対処療法なのかと 思いました。
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